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年末年始の旅行は「予約開始のしくみ」を知ることから始めよう
年末年始の旅行や帰省を計画するとき、まず確認しておきたいのが「新幹線や飛行機はいつから予約できるのか」「宿はいつ押さえればいいのか」という点です。
年末年始の予約で大切なのは、交通手段や予約サービスごとに「予約できるようになる日」が違うことを知っておくことです。
この記事では、JR各社や航空会社などの公式の案内をもとに、予約開始のしくみ、手配の順番、混雑への備え方を順番に整理していきます。
なお、2026〜27年の年末年始の具体的な日付は、公式に発表されているものだけを紹介しています。発表がまだのものについては、各社の最新情報を確認してください。
予約できるようになる時期は交通手段ごとに違う
年末年始の旅行で使う交通手段や宿は、それぞれ予約受付の始まり方が異なります。
JRの指定席は、乗車日の1ヶ月前の10時に発売が始まるのが基本です。一方、東海道・山陽新幹線のネット予約サービスは乗車日の1年前から一部の座席を予約でき、航空券はJALが搭乗日の360日前、ANAの国内線が搭乗日355日前から予約できると案内されています。
宿泊施設やツアーは、JRのような全国共通の発売開始ルールがあるわけではなく、施設や予約サイト、商品ごとに受付期間が決められています。
そのため、「年末年始の予約はいつから」と一言でまとめるのではなく、自分が使う予定の交通手段と予約サービスごとに確認することが大切です。
予約全般のタイミングの考え方は旅行予約のタイミングの記事でも紹介しています。
JRの指定席は「乗車日の1ヶ月前の10時」が基本
JR東海の案内では、指定席特急券は乗車日の1カ月前(前月の同じ日)の10時から発売されるとされています。
JR東日本のネット予約サービス「えきねっと」の案内でも、JR券の指定席の発売開始は乗車日1ヶ月前の10時00分と説明されています。
年末年始に指定席を使う予定がある方は、まずこの「1ヶ月前の10時」という基本ルールを押さえておきましょう。そのうえで、駅の窓口で購入する方法のほかに、ネット予約サービスには発売開始より前に申し込める「事前受付」「事前申込み」のしくみがあるので、あわせて知っておきましょう。
えきねっとの「事前受付」
えきねっとの「事前受付」は、指定席の発売開始日のさらに1週間前(同じ曜日)の14時00分から、乗車日1ヶ月前の9時54分まで申し込めると案内されています。
座席の発売手配は乗車日1ヶ月前の10時00分以降に順次行われ、事前受付は座席を確実に用意することを約束するものではなく、満席や申込みの条件によっては座席を用意できない場合があるとされています。
結果は乗車日1ヶ月前の10時00分以降にメールで届き、えきねっとの「マイページ」の「申込履歴」からも確認できると案内されています。
えきねっとは、2025年の年末年始期間(2025年12月26日〜2026年1月4日)の乗車分について、乗車日ごとの事前受付の開始日と回答日を一覧にした案内ページを設けていました。そのページでは、申込みが多いため、結果のメール送信やマイページでの結果表示が発売開始日の正午以降になる場合があると案内されていました。
また、事前受付を申し込むつもりで誤って発売開始後の日付を選び、そのまま購入が完了してしまうケースがあるとして、申込み完了前に「申込内容の確認」画面で乗車日をもう一度確かめるよう呼びかけています。
えきねっとの「早期予約」
えきねっとには、新幹線eチケットを通常より早く申し込める「早期予約」もあります。
申込期間は乗車日の3ヶ月前の14時00分から1ヶ月と8日前の23時50分までと案内されています。
えきねっとの新幹線eチケットの案内では、早期予約は申込みと同時に申込人数分の座席を確保するとされる一方、列車・座席数が限定されていること、2名以上の申込みでは座席が離れて手配される場合があることが説明されています。対象は新幹線eチケットの基本商品で、一部の列車は除くとされ、トクだ値などの各種割引商品は早期予約の対象外と案内されています。
また、早期予約で申し込んだ予約は、乗車日1ヶ月と8日前の23時50分から乗車日1ヶ月前の10時00分までの間は変更できないとされています。
JR西日本の「e5489」の事前申込み
JR西日本のネット予約「e5489」にも事前申込みがあります。
公式の案内では、きっぷの発売開始日(乗車日1カ月前)のさらに1週間前の5時30分から、発売日当日の7時59分まで申し込めるとされています。
座席の予約手続きは発売開始日の10時以降に順次行われ、申込みが成立したかどうかにかかわらず、結果はメールで届くと案内されています。会員登録が必要で、座席表から座席を指定することはできません。また、申込数が一定数を超えると申込みが制限される場合があることや、連休のきっぷなど申込みが集中した場合は回答に時間がかかる場合があることも書かれています。
東海道・山陽新幹線の1年前予約と、航空券の予約開始
JRの指定席は「1ヶ月前の10時」の発売が基本ですが、東海道・山陽新幹線のネット予約サービスや航空券は、もっと早い時期から予約できます。
ここでは、東海道・山陽新幹線の「1年前予約」と、2026〜27年の年末年始に公式発表されている「のぞみ」の全席指定席化、そしてJAL・ANAの航空券の予約開始のルールを紹介します。
スマートEX・エクスプレス予約は乗車日の1年前から
JR東海の案内によると、「スマートEX」「エクスプレス予約」では、乗車日の1年前(前年の同じ日)の5時30分から座席を確保できるとされています。
ただし、1年前予約の対象の商品であっても、乗車日1年前から予約できるのは各列車の一部の座席に限られ、駅窓口などと同様に乗車日1カ月前の10時から予約できる座席もあると案内されています。早特商品、S Work車両(S Work Pシートを含む)、車いす対応座席、お子さま連れ車両(期間限定)は1年前予約の対象外とされ、「LINEからEX」も対象外と書かれています。
1カ月より前に予約した場合は、乗車日の1カ月前の8時以降に列車番号・発着時刻・座席番号が確定し、登録したメールアドレスに知らせが届くと案内されています。
スマートEXの案内では、申込みが完了した時点で決済が行われ、予約後に払いもどす場合は払戻手数料がかかるとされています。スマートEXは登録無料(初回利用時にクレジットカード情報などの登録が必要)、エクスプレス予約は年会費1,100円と案内されています。
2026〜27年の年末年始は「のぞみ」が全席指定席
JR東海とJR西日本は、2026年1月7日に2026年度の「のぞみ」全席指定席の期間を発表しています。
年末年始は2026年12月25日(金)〜2027年1月5日(火)が対象で、この期間は東京〜博多間を走るすべての「のぞみ」が全席指定席として運行されるとされています。
期間中は自由席特急券で「のぞみ」に着席することはできず、普通車のデッキなどの利用になると案内されています。混雑により希望の列車に乗れない場合があることも書かれています。
一方で、「ひかり」「こだま」「みずほ」「さくら」「つばめ」は期間中も通常どおり自由席が設定されるとされています。また、幼児(1歳〜6歳未満)や乳児(1歳未満)がひとりで1席の指定席を使う場合は、「こども」の運賃・料金が必要と案内されています。
東海道・山陽新幹線を使って年末年始に移動する予定がある方は、指定席の予約を前提に計画を立てておきましょう。
新幹線のきっぷを自宅で受け取る方法もある
ネット予約サービスの会員登録をせずに新幹線のきっぷを手配したい場合は、きっぷの予約サイトを使う方法もあります。
きっぷるは新幹線のきっぷの予約サイトで、全国の新幹線のきっぷが購入でき、予約したきっぷは自宅や職場へ届けてもらえると案内されています。
会員登録は不要とされ、支払いはクレジットカード、コンビニ、ネットバンキング、銀行振込に対応していると案内されています。紙のきっぷを事前に手元に用意しておきたい方は、選択肢のひとつとして確認してみてください。
航空券はJALが360日前、ANA国内線が355日前から
飛行機で移動する場合は、航空会社ごとの予約開始ルールを確認しましょう。
JALは2023年12月のプレスリリースで、2024年3月26日から国内線・国際線の予約開始を「搭乗日の360日前の午前0時(日本時間)」に変更すると発表しています。
ANAの国内線運賃の案内ページでは、搭乗日355日前(日本時間午前9時)から予約・販売するとされています。なお、ユース・シニアの運賃は搭乗日当日の0時から販売すると案内されています。
JAL・ANA以外の航空会社は、それぞれ予約開始の時期や運賃のルールが異なります。利用したい航空会社の公式サイトで最新の案内を確認してください。
また、同じ航空会社でも運賃の種類によって予約期限や変更・払いもどしの条件が違うため、予約前に運賃ごとのルールを読んでおくことが大切です。
宿・ツアー・パッケージの予約の考え方
移動手段の予約開始のしくみがわかったら、次は宿やツアーの予約について考えていきましょう。
宿やツアーは、JRの指定席のように「全国一律で○日前の○時から」という決まりがあるわけではありません。予約できる期間やプランの内容、キャンセルの条件は、施設や予約サイト、旅行会社の商品ごとに異なります。
この章では、宿だけを予約する方法と、交通と宿をまとめて予約するツアー・パッケージの方法に分けて、確認しておきたいポイントを紹介します。
宿だけを予約する場合に確認したいこと
宿だけを予約する場合は、予約サイトや宿の公式サイトで、年末年始の日程に空きがあるかどうかを早めに確認しておきましょう。
予約画面では、宿泊料金だけでなく、食事の有無、チェックイン・チェックアウトの時刻、駐車場の有無、キャンセル規定などもあわせて確認しておくと安心です。
年末年始の食事の内容や館内施設の営業時間など、気になる点は宿の公式サイトや予約サイトの施設ページで確かめておくと、現地で困りにくくなります。
予約サイトごとの特徴は国内の宿泊予約サイト比較の記事でくわしくまとめています。
国内の宿を幅広く探したい方は、じゃらんnetがあります。
じゃらんnetは国内の宿・ホテルのオンライン予約サービスで、季節に応じたプランやキャンペーンを用意していると案内されています。年に数回の「じゃらんスペシャルウィーク」や、毎月20日開催の「じゃらんのお得な10日間」といったキャンペーンがあり、予約プランに応じてポイントがたまるとされています。
年末年始を少し特別な宿で過ごしたい方は、一休.comも候補になります。
一休.comは、公式サイトで国内約4,400の厳選されたホテル・旅館を扱っていると案内されています。【タイムセール】や【一休限定】などのプランがあり、デイユースプランも用意されているとされています。
一休.comの公式サイトでは、宿ごとの割引クーポン(先着順・最低利用金額あり)が配布されています(2026年10月10日確認)。
交通と宿をまとめて予約するツアー・パッケージ
交通と宿を別々に手配するのが手間に感じる場合は、旅行会社のツアーやダイナミックパッケージを使う方法もあります。
ダイナミックパッケージは、往復の交通と宿泊施設を自分で選んで組み合わせられるタイプのパッケージ旅行です。しくみや注意点はダイナミックパッケージとは?の記事で紹介しています。
ツアーやパッケージの販売開始時期、予約できる期限は、商品や旅行会社ごとに異なります。年末年始の日程で検討する場合は、各社の商品ページで販売状況と予約期限を確認しましょう。
新幹線を使う旅行なら、新幹線とホテルのセットプランの記事も参考になります。
新幹線と宿をセットで予約したい方には、日本旅行があります。
日本旅行の「JR・新幹線+宿泊セットプラン」は、往復の新幹線とホテルを自由に選べて、最短で出発前日の16時まで予約できると案内されています。家族旅行や女子旅、ひとり旅、出張など、目的に応じたプランがあるとされています。
日本旅行の公式サイトでは、どなたでも使える割引として、共立メンテナンスグループの宿で1人1泊あたり2,000円割引(予約は2026年12月14日まで)、東京・横浜のラグジュアリーホテルで1旅行1組あたり5,000円割引(予約は2026年12月24日まで)、ユニバーサルシティの宿泊で1人1旅行あたり7%割引(上限5,000円、予約は2026年11月30日まで)などが案内されています(2026年10月10日確認)。
JRや飛行機と宿をまとめて検討したい場合は、JTBの国内旅行予約サイトも選択肢のひとつです。
JTBの国内宿泊・国内ツアーの予約サイトでは、高級旅館・ホテルからシティホテルまで24時間オンラインで予約でき、JR・航空(JAL、ANA)と宿泊を組み合わせるダイナミックツアーを扱っていると案内されています。割引クーポン特集やタイムセールのプランもあるとされています。
JTBの公式サイトでは、JTBトラベルメンバーに会員登録した新規会員が初めてのJTB国内旅行で使える1,000円引クーポン(予約は2026年11月16日まで、宿泊は2027年1月31日まで)や、出発100日前までの予約で往復JALまたはANA利用の国内ツアーに使える最大20,000円引のクーポン(予約は2026年12月21日まで、出発は2027年1月11日〜3月31日)などが案内されています(2026年10月10日確認)。
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飛行機で移動する予定なら、航空券とホテルを同時に探せるエアトリプラスもあります。
エアトリプラスは、日程・出発地・目的地を設定するだけで航空券とホテルを一括で検索・予約できると案内されています。航空券とホテルを同時に購入するとセット割引があるとされていますが、割引率はプランによって異なり、セット割引のないホテルプランもあるとのことです。オンライン予約は24時間365日受け付けており、当日予約も可能と案内されています。
キャンセル規定の確認と、手配の順番
年末年始の予約では、予定が変わったときにどうなるかも事前に確認しておくことが大切です。
ツアー、宿、JRのきっぷ、航空券では、取消料や変更のルールがそれぞれ別に決められています。ここでは、公式の約款や案内で確認できる範囲で、それぞれのルールの考え方を紹介します。実際に予約するときは、必ず予約先の規定を確認してください。
ツアー(募集型企画旅行)の取消料
旅行会社があらかじめ計画して参加者を募集する「募集型企画旅行」については、国土交通省告示として定められた「標準旅行業約款」の別表に取消料の上限が示されています。
国内旅行の場合、旅行開始日の前日から起算してさかのぼって20日目(日帰り旅行は10日目)以降の解除は旅行代金の20%以内、7日目以降は30%以内、前日は40%以内、当日は50%以内、旅行開始後の解除や無連絡不参加は100%以内とされています。
海外旅行で出国時や帰国時に飛行機を使うツアーの場合、旅行開始日が「ピーク時」にあたると、さかのぼって40日目以降の解除で10%以内の取消料がかかる区分があります。このピーク時には12月20日から1月7日までが含まれているため、年末年始に海外ツアーを予約する方は特に注意しておきましょう。
これらはあくまで上限の定めで、実際の取消料は旅行会社ごとの旅行条件書に記載されています。申込み前に旅行条件書を読んでおきましょう。
宿だけを予約した場合の取消料
観光庁のサイトに掲載されている「モデル宿泊約款」では、宿泊客が契約を解除した場合の違約金は別表で定めることになっていますが、その割合は空欄になっていて、具体的な率は各施設が決める形になっています。
そのため、宿のキャンセル料は施設やプランによって異なります。予約サイトや宿の公式サイトで、何日前から何%のキャンセル料がかかるのかを予約前に確認しておきましょう。
また、モデル宿泊約款には、宿泊客が連絡をしないまま、宿泊日当日の宿が定める時刻(到着予定時刻を伝えている場合はその時刻から宿が定める時間が過ぎた時刻)になっても到着しないときは、宿泊客が契約を解除したものとみなして処理することがある、という定めもあります。到着が遅れそうなときは早めに宿へ連絡しましょう。
JRのきっぷの変更と払いもどし
JR東日本の案内では、使用開始前で有効期間内のきっぷは、1回に限り同じ種類のきっぷに手数料なしで変更できるとされています(定期券やおトクなきっぷは除く)。指定券は乗車駅を出発する時刻より前に限って変更でき、発車後は無効になると案内されています。
指定席特急券などの払いもどし手数料は、列車出発日の2日前までが340円、出発日の前日から出発時刻までは料金の3割(最低340円)とされています。
ネット予約サービス専用の商品や割引きっぷは、別のルールが設けられていることがあります。えきねっとやe5489、スマートEXなど、利用するサービスの案内で変更・払いもどしの条件を確認しておきましょう。
航空券の変更・払いもどし
航空券は、同じ航空会社でも運賃の種類ごとに変更や払いもどしのルールが異なります。
ANAの国内線運賃の案内ページでも、変更・払いもどしのルールは運賃の案内とは別のページ(「国内線の変更払い戻しのルール」)にまとめられています。予約画面で選んだ運賃の条件を、購入前に確認しておきましょう。
手配の順番の目安
ここまでの内容をふまえて、年末年始の旅行を手配するときの順番の目安を紹介します。
1つ目は、日程の候補と予算を決めることです。後で紹介するように、JRや航空会社は年末年始の予約状況とあわせて下り・上りのピーク日を発表しているので、候補日を複数用意しておくと調整しやすくなります。予算の考え方は旅行予算の立て方の記事を参考にしてください。
2つ目は、使う交通手段の予約開始日を確認することです。JRなら乗車日の1ヶ月前の10時、ネット予約の事前申込みや早期予約を使うならその受付期間、飛行機なら航空会社ごとの予約開始日をカレンダーなどに控えておきましょう。
3つ目は、宿の空き状況を確認しながら、交通と宿を押さえることです。交通と宿を別々に予約する場合は、片方だけが取れて片方が取れないこともあるため、それぞれのキャンセル規定を確認したうえで予約しておくと、予定を組み直すときに慌てずに済みます。交通と宿を一度に手配したい場合は、ツアーやダイナミックパッケージを検討しましょう。
4つ目は、予約内容の最終確認です。日付、人数、列車や便、宿の名前を見直し、確認メールや予約番号を保存しておきましょう。
年末年始の混雑と料金に備える
JR東海は年末年始などを「お客様のご利用が集中する期間」として「のぞみ」を全席指定席で運行し、高速道路会社も年末年始期間の渋滞予測を発表しています。
この記事では予約率などの細かな数値は紹介せず、JRや航空会社、高速道路会社が公式に出している情報をどこで確認できるかと、前回の年末年始に発表されたピーク日を紹介します。
出発前にこうした公式情報を確認しておくと、移動する日や時間帯を決めるときの判断材料になります。
JRや航空会社が発表する予約状況を確認する
JRや航空会社は、年末年始の期間について予約状況を発表しています。
たとえばJR西日本は、2025年12月16日に年末年始期間(2025年12月26日〜2026年1月4日)の指定席予約状況を発表し、ピーク日を下りが12月27日(土)、上りが1月3日(土)と示していました。あわせて、JRおでかけネットの特設サイトで「年末年始期間の列車空席情報」を公開していると案内していました。
JALも、2025年12月22日に「2025年度年末年始期間 ご予約状況」を発表し、国内線は下りのピークが12月27日、上りのピークが1月3日、国際線は日本出発のピークが12月27日、日本到着のピークが1月4日と案内していました。2026年1月5日には、同じ期間の「ご利用実績」も発表しています。
2026〜27年の年末年始についても、利用する会社のニュースリリースやお知らせのページを出発前に確認してみてください。
また、JR東海の案内では、「スマートEX」「エクスプレス予約」で出発日・時間帯・区間などを選ぶと、列車別の予約状況(空席の有無)を確認できるとされています。
JR東海の「のぞみ」全席指定席の案内では、期間中の「のぞみ」は指定席を予約していないと着席できないとしたうえで、希望する「のぞみ」の指定席が満席だった場合は、時間や日をずらして空席のある列車を予約するよう案内しています。
また、「のぞみ」と自由席のある「ひかり」などを乗り継ぐ場合は、「のぞみ」の区間のほか、他の区間の指定席もあわせて予約することがすすめられています。年末年始に新幹線を乗り継ぐ予定がある方は、乗り継ぎ先の列車も含めて予約しておくと安心です。
車で移動するなら高速道路の渋滞予測を確認する
車で帰省や旅行をする場合は、高速道路会社が発表する渋滞予測を確認しておきましょう。
NEXCO東日本・中日本・西日本、JB本四高速、日本道路交通情報センターは、2025年11月26日に年末年始期間(2025年12月26日〜2026年1月4日)の高速道路の渋滞予測を共同で発表していました。発表の中では、NEXCO東日本の「渋滞予報ガイド」、リアルタイムの渋滞・規制情報を調べられる「ドラとら」、NEXCO中日本とNEXCO西日本の「渋滞予測ガイド」、JB本四高速の渋滞予測ページが紹介されていました。
ただし、渋滞予測は過去の渋滞実績と最近の交通状況をふまえたもので、事故などの交通障害や天候の影響によって実際の状況と異なる場合があると案内されています。出発前と移動中に、最新の交通情報を確認するようにしましょう。
また、この発表では、渋滞の激化を避けるため、年末年始の期間中は休日割引が適用されないと案内されていました。NEXCO西日本の2026年度の休日割引適用日のお知らせでも、交通混雑期等(ゴールデンウイーク、お盆、年末年始、シルバーウイーク、3連休)を除いて休日割引を適用すると案内されています。具体的な対象日は、NEXCO各社の公式サイトで確認してください。
料金の面で知っておきたいこと
JR東海の案内では、新幹線を含む特急列車の指定席特急料金はシーズン別に異なり、「最繁忙期」から「繁忙期」や「通常期」に少し日をずらすと、比較的座席も取りやすく、「最繁忙期」に利用する場合と比べて指定席特急料金がおトクになるとされています。
日程にある程度の自由がきく方は、出発日や帰る日を前後にずらせないか検討してみるのもひとつの方法です。
宿やツアーの料金も日付によって変わるので、複数の日程で料金を比べてみると、予算に合うプランを見つけやすくなります。交通費と宿泊費を別々に見るだけでなく、セットプランとの合計額でも比べてみると、全体の予算を把握しやすくなります。
冬の旅先ならではの準備もしておく
年末年始は冬の時期なので、行き先によっては雪や寒さへの備えも必要です。
天候によって列車や飛行機の運行に影響が出ることもあるため、出発前には運行情報や天気予報を確認しておきましょう。
冬の旅行先選びに迷っている方は冬におすすめの国内旅行先の記事を、雪の多い地域へ出かける方は北海道の冬旅行の記事もあわせて読んでみてください。
年末年始旅行の予約先と、予約前のチェックリスト
最後に、年末年始の旅行で使える予約先の例と、予約前に確認しておきたいポイントをまとめます。
ここまで紹介してきたJRのネット予約サービスや航空会社の公式サイトに加えて、宿泊予約サイトやツアー・パッケージを扱うサイトも組み合わせて使うと、日程や予算に合う予約先を見つけやすくなります。
予約サイトによって、扱っている宿や交通の組み合わせ、ポイントやクーポンのしくみが異なります。年末年始の同じ日程でいくつかのサイトを検索し、料金だけでなくキャンセル規定や支払い方法もあわせて比べてみましょう。
宿や航空券+宿泊をまとめて探せる予約先
宿の選択肢を広く比べたい方には、Yahoo!トラベルがあります。
Yahoo!トラベルは、リーズナブルな宿から贅沢な宿まで、日程や条件で検索・比較できると案内されています。キャンペーンやクーポンを定期的に開催しているとされ、PayPayポイントが使える・貯まる点も案内されています。予約時に付与されるポイントを、その予約から適用できるとされています。
Yahoo!トラベルの公式サイトでは、オンラインカード決済の宿泊予約でPayPayポイントが最大10%たまるキャンペーンが案内されています(LYPプレミアム会員でなくても最大10%、現地決済は1%、Yahoo! JAPAN IDとPayPayの連携が必要、一部対象外施設あり。2026年10月10日確認)。
ホテルを条件で絞り込んで探したい方は、エアトリ国内ホテルもあります。
エアトリ国内ホテルでは、条件を指定してホテルを一括検索でき、ホテルの宿泊でエアトリポイントがたまると案内されています。
スカイマークの路線で移動する予定がある方は、スカイパックツアーズも選択肢になります。
スカイパックツアーズは、航空会社スカイマークの専売のパッケージツアー販売会社とされ、スカイマークの就航路線で往復航空券と宿泊などを組み合わせた国内ツアーをオンラインで申し込めると案内されています。ダイナミックパッケージ「たす旅」も扱っているとされています。
予約前のチェックリスト
年末年始の旅行を予約する前に、次のポイントを確認しておきましょう。
・出発日と帰る日の候補を複数用意しているか
・使う交通手段の予約開始日と時刻(JRの1ヶ月前の10時、事前申込みや早期予約の受付期間、航空会社の予約開始日)を把握しているか
・東海道・山陽新幹線を使う場合、2026年12月25日〜2027年1月5日は「のぞみ」が全席指定席になることを知っているか
・宿、ツアー、きっぷ、航空券それぞれのキャンセル規定と変更のルールを確認したか
・車で移動する場合、高速道路の渋滞予測や休日割引の適用除外を確認したか
・確認メールや予約番号を保存したか
ひとつずつ確認しておくと、年末年始の予約を落ち着いて進めやすくなります。
まとめ
年末年始の旅行の予約は、交通手段や予約サービスごとに「予約できるようになる日」が違うことを知っておくのが第一歩です。
JRの指定席は乗車日の1ヶ月前の10時に発売されるのが基本で、えきねっとの事前受付や早期予約、e5489の事前申込みなど、発売前に申し込めるしくみもあります。東海道・山陽新幹線のスマートEX・エクスプレス予約は乗車日の1年前から一部の座席を予約でき、2026年12月25日〜2027年1月5日は「のぞみ」が全席指定席として運行されると発表されています。
航空券は、JALが搭乗日の360日前の午前0時、ANAの国内線が搭乗日355日前の午前9時(ユース・シニアは搭乗日当日の0時)から予約・販売すると案内されています。
宿やツアーは施設や商品ごとに予約できる期間や取消料が違うため、予約前に必ず各社の規定を確認しましょう。混雑や料金が気になる方は、JRや航空会社、高速道路会社の公式情報をチェックしながら、日程を少しずらせないかも検討してみてください。
早めに情報を集めて準備しておけば、年末年始の旅行も落ち着いて計画できます。

